04.20.17:16
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10.23.17:22
エロ続きです。
- [CATEGORY:TEXT/Rー18(MAJOR) COMMENT:3 TRACKBACK]
相変わらず、身も蓋もないタイトル(日記)ですみません。
思ったよりドン引きの方も少なかったみたいで・・・。いや、表だった批判がないだけで引いている方も多いかもしれませんが・・・。
でも、今更どう取り繕っても仕方ないので、漢らしく直球でいこうかと思います。
拍手の足りなかった1話をなんとか付け足しました。ミラクルな短さです。そして、こっそり入った同盟にたがわぬ○態っぷりを寿也がしていて、(むしろ私が変○なのですが)お恥ずかしい限りです・・・。
そのうち誰にも気がつかれないうちに、修正できたらいいな!!
エロは思ったよりぬるくなりました。(きっぱり!)
「ちょっとは待てないの?」
随分とはしたないね。と握った自身に唇を寄せて囁くと、白い身体はますます捩れ、悲鳴をあげた。
「やぁだっ・・・、嫌だ、やめろっ・・・!!」
逃げ出す力も、本気で逃げ出す気さえ無いくせに、拒否する言葉しか紡がない彼が憎らしい。
感情にまかせて、右手に力を込めると、それでも弱々し抵抗は緩まなかった。
「やあっ・・・や、・・・やめて・・・くれ・・・よ」
やめてなんかやらない。伝えれば、焦点を失った瞳が、揺れて、揺れて誰かを捜している。
「・・・っ!吾郎くん!!」
湧き起こる不安に突き動かされて、感情のままに手の中の彼を口に含む。これが彼の味なのだというのならば、他の誰にも渡す気はない。
舌を這わせ、粘りつき始めた先端を吸い上げれば。
「やあぁっ、と・・・しィ」
ゆっくりと口元を拭うと、頭の上から、荒い息づかいとすすり泣くような声が聞こえた。
見上げると。吾郎の目の端に、本当に水滴が盛り上がっている。見つめるうちに、ゆっくりと頬を滑り落ち始めた水分は、たまらなく甘そうに思えた。
手の力を、ほんの少しだけ緩めて、寿也は吾郎の身体に乗り上げる。
伏せられた目蓋から滴る水に、そっと唇を寄せた。
「と・・・しや・・・」
ほっと、軽く息をついて目蓋を開けた吾郎と、至近距離で視線を交わすと。細かく震える睫に罪悪感が誘われて、小声で「ごめん。」と謝罪する。
拗ねたような表情で、それでも頷いた吾郎は首に腕を絡めてきてくれた。
「・・・あんま、つっ走んなよ」
殆ど無くなった隙間を更に埋めるかのように、2人は唇を重ねる。重ねて交わる唇に合わせて、寿也は止まっていた下の手も動かし始めた。
緩急をつけて扱いてやれば、合わせられた唇の中で、くぐもった嬌声があがる。
「あぁっ。あっ・・・。あ・・・・ん」
一度達したばかりの身体には、少々、刺激が強すぎるかもしれないが。悶える彼を見てしまうと、そんなごまかしのような思いやりは吹き飛んでしまう。
「あ、ああぁっ!」
さっきよりも激しく捩られる身体を押さえつけて、最後まで追い上げてやれば。飲み込みきれなかった唾液と悲鳴を零しながら、―――愛しい身体は弛緩した。
軽く意識を飛ばした頬を手の甲で叩くと、うっすらと目蓋が開く。
「吾郎君、・・・大丈夫?」
本当に理解できているかは甚だ怪しいが、こくりと頷く彼に安堵の息が漏れた。
まだ力の入らない身体を抱きしめると、熱の籠もった身体は余韻でびくびくと揺れる。己の理性との綱引きに怯えながら、寿也は抱きしめた腕に力を込めた。
「トシ・・・?」
呼びかけてくる声すら、匂うような媚態に満ちている気がして目眩がする。やっとの思いで返事をすると、無神経な恋人は身体をすり寄せてきた。
「ちょ、ちょっと動かないで・・・」
焼き切れそうな理性に総動員をかけて、寿也は彼の身体を引きはがそうと藻掻いている。
「やれよ、最後まで」
とたんに入ってきた言葉に、寿也は自分の耳を疑った。
「う・・・」と呻いたきり、返事も出来ない寿也に吾郎は尚も身体を寄せる。
この関係は、今更遠慮するほどに短いものでもないのだ。身体を重ねた回数だってそれなりのものだし、快楽の得方さえ自分は覚えている。
それでも、たまに他人行儀のような気遣いを見せる寿也が、吾郎にとって嬉しくもありもどかしくもあるのだ。
(『相手が、なけなしの理性をつなぎ止めようとしているのに、全く気がつかない鈍感さは命取りだよね』。事後に散々言われてきた事だが、吾郎が学習した様子は今のところないようだ。)
「ほら、やれって言ってんだろ・・・、うわああっ!」
尚も迫る吾郎の背中が、ベッドに沈んだ。スプリングの軋む音が、やけに部屋に響いて聞こえる。
語尾がわめき声になったのは、あまりの勢いでヘッドボードに頭を思い切りぶつけそうになったからだ。
「いきなりなんだよ!・・・って、寿・・・也」
がうがう吠え続ける吾郎の唇を乱暴に塞ぐと、押し返そうとする腕を頭上で押さえつけ。寿也は、この場に不釣り合いなくらい爽やかな笑顔で宣言した。
「こんなにしてくれた責任は、きっちりとってもらうから」
□□□
その後の時間の事は、正直いって吾郎は殆ど覚えていない。
散々泣いて縋っても、追い上げる手をゆるめてもらえなかった事とか。啼きすぎて枯れた喉に、何が注ぎ込まれたか、とか。その他、諸々と・・・・・・。
(とどのつまりが、覚えていないというよりも、“思い出したくない”という方が正しいんだよな・・・・・・。)
感覚という物が、すっかり抜け落ちてしまったような身体も鬱陶しい。
無理矢理に寝返りを打とうとしても、回された腕の束縛がきつくて動けそうになかった。仕方なく首だけ拗って覗き込めば、思いの外穏やかな寝顔が見える。
(トシって、睫毛長いよな・・・)
淡い橙色の灯りの下で揺れるそれを、ぼんやりと眺めていると、緩やかな眠気が湧き上がった。
深く考えるのはやめよう。とりあえず、明日のためにはまず寝ることだ。
(明日はマックで、一番高いセットを奢らせてやる!しかもLLセットでな!!)
そんな我が儘くらい嬉々として聞くだろうと、簡単に想像はついたけれど。もう、そんな事はもう、たいして悔しくはなかった。
(甘いって言われても、いいんだよ。トシが喜んでいれば、結局、俺も―――)
幸せなんだからな。
the end or to be continued?
□□□
ははは、本当にぬるくてすみません・・・。あんなにかっ飛ばして書いていたのに・・・、最後まで(あわわわ)てなくて、やっぱりチキンだったので削っちゃったんですよ(涙)。18歳以下の人にみられたらマズイし・・・。いや、もう見られてるかもしれないけど。
そのうち、こっそり手直ししてるかもしれませんが(苦笑)
patiレスです
3時台の方> 小説気に入って頂けたようで、本当に嬉しいです!!パチのトシゴロは、寿也が結構イタイ人になっていたので不安だったのですが・・・。思う存分ぱちぱちしてやって下さい!!
BOBOさん> こんな佐藤さん(笑)でいいの~?こっそり同盟に入ってみたけど、なんだかぴったりだったみたいです♪エロはぬるくてすみません(汗)。でも、本当にUPする前に添削してもらおうと、メールしそうになっていたよ!!寸前で思い留まりました・・・。
来てみたら さっそく続きがUPされているではありませんか!!
あんま つっ走んな と引き止めておいて 自ら寿也の理性をひきちぎってしまう吾郎君…(震)萌vv勝負師ッvvv
askaさんの寿也さんは激カッコいいです。後を引きますー
もう、これの寿也さんや askaさんが変●だと言うのなら 私も変態の仲間に入れていただきたいです~!!
こんなメールなら 25時間でも365日でもいつでも待ってます~!!!!
ヤバイ 萌えすぎました…
でも、さすがの私でも、深夜にこんな話を添付したメールを送るのはためらいました。ええ、もうすんでのとこだったんですが・・・。素敵な同盟にも(勝手に)入ったことですので、これからも頑張ります!!
わ、わたしも、萌えすぎで手がふるえました…やば~やば~!askaさん、こりゃあママメジャアンソロがますます期待大だよ~!その後がマックデートってのももいいっすね//
いや。もっと可愛い(嘘!)話考えなきゃとか思ってたんですが!?
すっかりやる気ですみません・・・。イベント当日に幼稚園の行事が無さそうな事が判ったので、浮かれてます。
高校生=マックは、個人的に大好物なんです♪
高校生の寿ちゃんにお金つかわせるなよぉ(笑)
余りの素敵小説っぷりに勝手にオトナ設定だと思ってて
”社会人寿ちゃんならマックメニューの端から買ってくるよvv”と
思ってました。
吾郎くんの”思い出したくない”で終わっちゃったのが残念です~。
そこの所、詳しく教えてよ、吾郎君!(地団駄)
崎野さんがおっしゃってたようにこれはHP開設の方がいいですよ!
僭越ですがワタシでよかったらいくらでもHTMLのベース作って差し上げたいです。
…1日子供見ててくれたら(笑)
思い出し~、も考えていたんですが、ここで全開にする勇気がでませんでした~。そのうち、こっそり完全版をと目論んでおります!!
サイトも作りたいんですが、じ、時間が・・・。初心者同然なので、さらっとは作れないんですよ(涙)
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